大阪で他店舗展開している「APA KABAR(アパカバール)」。
郊外型地域密着のトータルビューティーサロンで、各地域で絶大な人気を誇っています。
スタッフ第一主義を掲げており、働くスタッフみんなが輝いているのが一番の魅力です。
今回は、熱い思いを持ってアパカバールを経営している中野オーナーと、実際に働くスタッフさんに話を聞きました。
従業員に対する愛と熱い想いでアパカバールを牽引する中野オーナー
はじめに、中野オーナーにこれまでの経緯、アパカバールが大切にしている考え方を聞きました。
中野オーナーの経歴を教えて下さい。
教員を目指して大学に通っていましたが、1回生のときに中退して20歳で美容師になりました。
高校生のときに自分で起業したいと思い、何で起業しようかと思った時ときに、ファッションとかが好きだったので美容師を目指すようになりました。
美容師なら独立したら経営者になれると思ったので。
23歳で免許を取ってデビューして、半年くらいで主任になり、24歳のときにちょうど新店舗の出店があったので、その店舗を任されて店長になりました。
そして25歳でマネージャーになり、それから当時の社長と一緒に店舗展開していきました。
ただ、入社した当時から独立するということを言っていたので、10年経ったと同時に今の会社を立ち上げました。
どのようにスピード出世して独立まで至ったんですか?
まずは美容師として売上を上げていく能力というものがあり、そこがまず最低限必要なものです。
その次に何が必要かというと、経営者が求めてる副店長像とか、店長像、マネージャー像っていうものを理解することだと思いました。
だから、直接聞きに行ったんです。
「どうやったら副店長になれますか?」「どうやったら店長になれますか?」「どうやったらマネージャーになれますか?」ということを聞くと、「こういう数字を上げて、こういう役割をして、こういうことができるようになったらなれる。」という答えが返ってくるので、とにかくそれを実現するわけです。それをひたすら繰り返すだけです。
結局、デザイナーで働いているよりも副店長で働いていた方が会社に恩返しできると考えました。それが店長、マネージャーと変わっていけば、恩返しの仕方も変わってくると思います。
しっかり恩返しをして、30歳で独立しました。
今では、6店舗あります。(2018年2月現在)
中野オーナーが大事にしていることは何ですか?
「金儲けじゃなくて人儲けしたい。」というのが僕の原点ですね。
もちろん経営にお金もすごく大切なんですが、いつも社員に言っているのは「数字を追うな。人を追え。」ということです。
要は、お金のために働いてるわけではなく、人の笑顔のために働いている。
じゃあアパカバールって何のためにあるかっていうと、従業員が満足して笑顔でここで働けることと、来られてるお客様が笑顔になってまた来たいなと思ってもらう。
ただそれだけが、目的です。
結果的に売上はお客様の満足度からくるわけで。ということは、スタッフが満足して働いているからこそ、お客様に笑顔で良い技術を提供できることに繋がると思うんです。
アパカバールにとって最大の顧客は従業員。従業員満足なくして顧客満足なし。
「従業員=顧客第一主義」
スタッフが上でお客様が下とか、お客様が上でスタッフが下とかというのではないということです。
そこだけはずっと変わらないですね。
従業員満足を実現するための取り組みを教えて下さい。
理念を大切にしています。
考え方を育てる・人を育てるというのがベースです。これが理念経営です。
スタッフを大事にするというのは、人としてきちんと育ててあげるということがすごく重要で、そうなってくると真ん中にあるのは人の考え方だと思います。要は人の生き方です。
美容師という仕事をしてるのではなくて、美容師という人生を送っているというふうに置き換えてほしい。
そういう考え方になれば、自然と満足度の高いサロン環境になると考えています。
トータルビューティーサロンという環境を作っていますが、その良さを教えて下さい。
これから様々な価値観で働く人が増えていくと思うんです。
お金を稼ぎたい人、休みが多くほしい人など、多様化した価値観にフィットする環境を作ってあげないといけないと思います。
あとはトータルビューティーサロンにすることで、職域を広げることが重要だと考えています。
職域という考え方で言うと、美容師をやっていて手荒れや腰痛に悩んでる方が、まつエクやネイル、エステ、受付などで働くことができます。
特に女性の働く選択肢が広がっていくんですよ。男性や子育て中の女性は、本部機能を強化するために本部で働いてもらうこともできます。
このように、職域を広げることでスタッフの働く場所が増えることが良さだと思います。
美容室の経営について、中野オーナーの考えを教えて下さい。
美容室の経営の軸って3つしかないと思っています。
一つは人間力です。もう一つは技術、デザイン力です。もう一つはビジネス力。この3つだと思います。
人間力は心のあり方、理念経営の部分です。
当然美容師ですのでデザインや技術力もすごく大切です。
ビジネスの仕方は、出店場所・料金設定・集客などいろいろあります。
例えば技術とかデザインは、必ず時代とともに変化しますし、女性のファッションで言うと春夏秋冬でトレンドが変わっていくような時代です。
ビジネスもそうなんですよね。分かりやすいもので言うと、美容室にホームページができたのもここ最近だと思います。
このように、ビジネスに関しても年々変わっていきます。今後もっと変わっていくと思います。
ただ人間力というのは心のあり方であり、考え方なので、色あせないんです。
要は経営をやっていく中で、経営の軸足をどこにするかだと思うんです。
デザインやビジネスなど、常に変化するものに軸足を置くのは良くないと思って、軸足を人間力に置いて経営をしようと思い、理念経営を行っています。
人の心や考え方を育てることがもっとも大切です。
最後に、今後の展望を教えて下さい。
これからも当然大きくはしていきますけど、「日本一強い会社を作ったろ」と思っています。
大きい小さいではなく、きちんとした組織を作ることで永続的に発展できると思うんです。
規模感ではなく、売上感でもなくて、働いてる従業員みんながこの会社「アパカバール」にいて良かったとか、勤めてて良かったと思える。
そして、アパカバールがあることによって、そのエリアに住まわれているお客さんが喜んでくれる。
そんな日本一素晴らしい会社を目指しています。
素晴らしい会社って間違いなく、自然と成長していくと思うんです。
スタッフと一緒に、郊外型の最強サロンを作ろうと思ってます。
スタッフの声
鳳店 副店長/安藤さん
―アパカバールで働きたいと思ったきっかけは?
元々、母が中野オーナーにカットしてもらっていて、私もその流れで小学校4年生の頃からカットしてもらっていました。当時からスタッフは活き活きしていて、とても楽しそうに働いていましたし、その頃から漠然とアパカバールで働きたいという思いがあったんです。
大学に行くか迷いましたが、高校生ながらに中野オーナーは他の美容師とは違うと感じ、アパカバールで働いて中野オーナーのような美容師になりたいという思いが強くなり、美容学校へ行きました。
私の場合、アパカバールで働きたいから美容師になったという他の人とは違った動機だったかもしれません。
アパカバールでは美容師をしながら、メイクの勉強も出来、撮影やコレクションにも携われることも理由の一つです。
―アパカバールの魅力は?
人が温かいことです。
スタッフはみんな元気でモチベーションも高く、常に意識し合えるファミリーのような関係性です。
毎月うちの会社では全体会議を行っていて、そこで各店舗のMVPなどを決めています。褒めてもらえる場所があって、みんなが認めてくれる場所があるので、頑張ろうという意欲が1年目からあるんだと思います。
お客様は長年通って頂いている方が多く、家族ぐるみで来店されたり、私の事を娘みたいに気にしてくれる方がいたりと、本当に温かいお客様が多いのが特徴でもあり、魅力でもあると思います。
どの店舗も地域密着で、その周辺のお客様に支えられている感じがすごくします。
あとは、なんと言っても中野オーナーがアパカバールの魅力です。
私は小学校の頃から知っているのですが、本当に器の大きい方、魅力たっぷりな方です。美容師としてサロンに立っていた頃も経営者となった今も本質は何も変わっていないと感じます。
どのスタッフにも気さくに話してくれますし、熱い気持ちにさせてくれる方です。私はお父さんみたいな存在だと思っています(笑)
そんな中野オーナーに憧れて、私のようにお客として来ていた人が美容師になってアパカバールに入社するというスタッフも他に何人かいてます。それだけ、中野オーナーが魅力的なんだと思います。
―今後の目標はなんですか?
まずは、鳳店の店長になることです。今は副店長ですが、まだ自分のことしか出来ていない状況です。そうじゃなくて、今後はサロンの為、スタッフの為になれる存在になり、店舗を盛り上げて行きたいと思っています。
さらに先の目標としては、アパカバールのグループとして「女性が働きやすいサロン」を作る事が目標であり、夢です。
結婚しても、子どもがいても、美容師として活躍出来るサロンを作りたいと思っています。女性として、仕事もプライベートも両立出来るサロンです。
その中でブライダルやアイラッシュなど、美容師以外の技術を提供出来たり、サロンワーク以外の事でも活躍出来るようになればいいなって思っています。
ケアリスト・新垣さん
―アパカバールの良いところは?
仲が良いのが一番だと思います。休みの日とかもスタッフ同士で遊びに行ったりするくらい仲が良いです。
私は沖縄出身でまわりに知り合いがいなかったんですが、アパカバールには地方出身の方も結構多いので、不安な気持ちを分かってもらえて心強かったですね。
あと、先輩に恵まれてるなと思います。
1年目、2年目は特に、がむしゃらに頑張ってるけどできないことっていろいろあると思うんですよ。
その中で「できないから頑張ってない」のではなく、「頑張ってるけどできない」ことを先輩が分かってくれた上で教えてくれるので、期待に応えたいと思って頑張れます。
―中野オーナーはどんな人?
常に笑顔な印象です。みんな「中野さん」と呼んでいます。
私は一緒に現場で働いたことはないんですが、お客様から中野さんのことを聞いたりすることがあります。
いまだに「中野さんのお店だから」と言って来てくださる方もいて、お客様との信頼関係がすごかったんだなと思います。
スタイリスト・吉田さん
―アパカバールの良いところは?
スタッフ同士の距離が近いっていうのと、やりたいことをやらせてくれるところです。
あとは、一人ひとりがスタッフ思いですね。教えてくれたりとか、怒ってくれたりとか、励ましてくれたり。
家族みたいな存在のスタッフが一番の魅力です。
―中野オーナーはどんな人?
影響力のある人で、一つ一つの言葉に重みがあります。
あとは、すごくスタッフ思いですね。
Facebookで日報を書くんですけど、毎回「いいね!」してくれます。
80人くらいいるスタッフの日報に毎回「いいね!」してくれるのは、なかなかできないと思うんですよ。
細かいところですけど、本当に一人ひとりを見てくれてるんだなと感じます。
まとめ
今回は、大阪で多店舗展開しているトータルビューティーサロン「APA KABAR(アパカバール)」を紹介しました。
中野オーナーを筆頭に、スタッフ全員が熱い思いを持って仕事をしています。
「APA KABAR(アパカバール)」は、美容師としてはもちろん、人として成長できる環境です。
特に、向上心を持っている方、熱い思いを持っている方は、最高に充実した美容師生活を送れます。
「APA KABAR(アパカバール)」の詳しい求人条件は、下記よりご確認下さい。