大阪・富田林の美容室「Positive making innerve」。
「innerve」の後藤オーナーは、美容メーカーのタカラベルモントの教育担当や、高津理容美容専門学校で技術講師をされていた経験があり、長く美容の世界に携わっている方です。
ドイツで勉強をしたり、サスーンのヘアーショーのメンバーだったりと、海外でも活躍されていました。
そんな経験豊富なオーナーが経営する「innerve」は、三世代のお客様に愛されるこだわり抜かれた美容室です。
働くスタッフも明確な目標を持ち、やりがいを強く感じながら働いているようでした。
今回は、「innerve」のこだわりや魅力を紹介します。
スタッフの目標を大切にする!後藤オーナーのこだわりと考え方を紹介
まず後藤オーナーに、お店のこだわりや考えについて聞きました。
店名である「innerve」の由来を教えて下さい。
「innerve」は形容詞で、「〜に刺激を与える」という意味で、PositiveMakingというセカンドネームもつけています。
セカンドネームには、前向きに心も体もメイクするという意味が込められています。
そして、それを通して刺激を与え続けることを謳っています。
なぜ店名を形容詞にしたかというと、ネット検索をした時に形容詞のお店というのはほとんどないんです。
ということは、「イナーヴ」と入れてくれたら必ずうちが出てきます。ネット社会だと最高ですよね。
「innerve」のこだわりは何ですか?
「美しく健康な毛髪を提供する」というのが経営の理念です。
それだけだとなかなか伝わらないので、「Wellness&Beauty」というサービス理念もあります。
これは、健康であることから美しさが生まれるということで、健康がないと本当の美しさは存在しないと思っています。
なので、お客様の髪の毛・頭皮に悪いことはしません。
この理念を具体的に提供する方法論ていうのが、このサロンのビジネスの根幹になっており、技術や商材に反映されています。
今はヘッドスパに力を入れていて、お客様に結果をビジブル(具体的)に伝えることを徹底しています。これもお客様の健康な頭皮のために行っていることの一つです。
他にも、少し細かいところにはなりますが、うちでは胸から上しか見えない鏡ではなく全身鏡を採用しています。
なぜなら、ファッションや体型とのバランスを合わせてヘアースタイルだと思っているからです。
全体のバランスを大切にするという意味で言うとメイクにも力を入れていて、ヘアースタイルに合うメイクをする必要があると考えています。
スタッフに理念や考え方を伝えるために意識していることはありますか?
美容業は教育産業だと思っています。
一言に言えば教育なんですが、その人に何を伝えてあげるかというのは、人それぞれでみんな違います。
一定のレベルまではみんな一緒なんですが、そこから先は夢などが大切になってくると思っていて、最も大切なのは「目標」だと思うんです。
少しふわっとした漠然とした夢を少しずつ導いてあげて、明確な目標にしてあげるのが教育で大切なことだと思います。
スタッフの「目標」に対して、経営者がしっかりバックアップしてあげることが大切です。
たとえそのスタッフが独立を目標にしていて、将来的にはうちからいなくなるとしても全力でバックアップすべきです。
僕は、明確な目標を持っている子を全力で応援したいと考えています。
スタッフに対してどのような教育を行っていますか?
教育は再生産すべきだと思っています。
教わったことを自分の後輩に教えることで、もう一度自分の中で教育をリターンさせる。そうすることで、もっとしっかり自分の中に定着すると思うんです。
だから、再生産という仕組みで教育を行っていて、一番近いキャリアの先輩が教えるのを基本としています。
教えることで気づくんです。その気付きを気付かせるのが教育にはすごく大切だと思います。
後藤オーナーが大切にしている考えはありますか?
「生涯顧客」という言葉を大切にしています。
僕が考える生涯顧客というのは、三世代のお客様といかに付き合うかということです。
美容対象人口は基本15歳から65歳なので、三世代来れる美容室を目指しています。
だからこそ、サロンのスタッフが生涯働ける場づくりができるんです。
三世代とお付き合いするためには、三世代のスタッフがいる方が絶対良いと思うんです。
今お客様の中で93歳のお客様が最高齢で、店内は当然バリアフリーにしています。
それは三世代のお客様に愛されるために必要なことだと思ったので、お店のオープン時からバリアフリーには気を配っていました。
最後に、今後の展望を教えて下さい。
次に出店する場所も決まってるんですよ。
そこを僕がするか、スタッフがするかだけなので、まずはその店舗の出店をしたいです。
あとは、明確な目標で言うとまずは1億円を目指します。
それだけ具体的に目標を掲げるとマーケティングが見えてくると思うんです。
そのためにはブランディングをしっかりしないといけない。今の時代、サロンではなく商品や考え方のブランディングをしていかないといけないと思います。
サロンで持っている商品は何か、どんな考え方の人が働いているのか、そこをブランディングすることで初めてニーズが喚起されると考えています。
目標も、ブランディングも、ビジブル(具体的)に示すことが大切なので、それを意識して今後もスタッフと一緒にお店を発展させていきたいです。
スタッフの声
相川店長
―イナーヴの良いところは?
オーナーがアイディアマンなので、取り組みがどんどん進化しているところが良いところだと思います。
例えば、去年やっていたことと今年やっていることが違います。
お客様に提案していることもどんどん進化していくので、同じことを繰り返ししている感覚はまったくないです。
今一番良いものを提供させてもらってるので、お客様の満足度が高いのはもちろんですが、提供する側の満足度も高いです。
―目標を教えて下さい。
私は、生涯現役で美容師をやりたいと思っています。
一般的な美容室で60歳まで働くのはなかなか難しいと思います。
ただ、「三世代のお客様とお付き合いをさせていただくために、スタッフも三世代いた方が良い」とオーナーが考えているので、私にとって目標を叶えることができる環境だと思っています。
お客様にも60歳まで働く宣言してるんですが、60歳だと年金がおりないことをお客様から聞いたので、65歳まで働くことをオーナーに宣言したら笑ってました笑
結婚しても出産しても、戻ってこれる環境も整っているので、それも安心です。
アシスタント・伊藤さん
―目標を教えて下さい。
将来、自分のお店を持ちたいです。
自分のやりたいことが明確にあって、それを友達と一緒にやりたいと思っています。
―イナーヴの良いところは?
オーナーとの距離が近いところです。
言いたいことが言いやすいのは良いところだと思います。
営業の勧め方とか、薬剤選定の部分なども細かく聞ける関係なのがありがたいです。
また、自分の将来の目標に必要な、経営面のこともいろいろと教えてくれます。
本気で応援していただけているのを感じます。
―レッスンの仕組みを教えて下さい。
レッスンは週2回で、だいたい20時半くらいまで行っています。
夜遅くまでやることはなく、時間を決めて集中してやらせてもらっています。
メイクも着付けもしっかり教わったので、自分がお店を持ったときにも武器になると思います。
まとめ
今回は大阪・富田林にある美容室「Positive making innerve」を紹介しました。
お店の理念やオーナーの想いが明確で、スタッフさんも明確な目標を持っていました。
「innerve」は、目標に向かって頑張る人を本気で応援してくれる環境が整っています。
どんな目標でも構いません。叶えたい夢や目標がある方には特におすすめの美容室です。
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