大阪「難波駅」から徒歩5分。2018年4月にOPENしたサロン「Rubik’s(ルービック)」は、OPEN初月から1000名以上のお客さんが来店され、開店2ヶ月目ですでに予約がとれなくなっている、今、大注目のサロンです。
業務委託の強みを生かし、スタイリスト1人1人の希望に合わせた自由な勤務が可能となっており、今後、美容師に注目されていくサロンになりそうです。
「10年で54店舗の出店」を掲げているビジョンを話されのはRubik’sの中野オーナーさん。
店舗展開をしていくにあたり、積極的にスタッフを募集しています。
注目サロンRubik’sの魅力や特徴を中野オーナーさんと2名のスタイリストにインタビューしましたので紹介していきます。
集客には困らない。入客したいだけ、してもらえることが強み
–本日は、よろしくお願いします。
Rubik’sの魅力や特徴、こだわりなどを中野オーナーさんの考えを聞いていきたいと思います。
中野さん:よろしくお願いします。
–Rubik’sを立ち上げたきっかけを教えていただけますか?
中野さん:私自身が美容師でしたので、業界には15年以上いるのですが、これからの美容業界を考えた時に「業務委託」というサロン形態に興味があったんです。
具体的に構想を考え出したのは5年ぐらい前なのですが、それまで勉強して来た「集客のノウハウ」と「業務委託サロンの特徴」を上手く合わせれば、面白いことができるんじゃないか!と思ったのがきっかけですね。
すでに私は一般のブランド店を経営していますので、他ブランドで委託サロンを持ちたいという想いもありましたし、挑戦してみようと思い2018年の4月に立ち上げました。
–1店舗目に「難波」を選ばれましたが、これは決めていたのですか?
中野さん:そうですね。出店するなら中心地と思っていましたし、今後の展開も考えると「まずは、難波で創業する」と決めていました。
繁華街だと注目も集めやすいですし、人の確保もしやすいかなと。
–OPEN初月からかなりのお客様が来店されていると伺っています。集客で大切にしていることを教えてもらえますか?
中野さん:お客様が「何を求めているか」をしっかりキャッチすること。
そして、それを言葉や画像に変えて発信すること。
あまり深くはお伝えできないのですが、これまで経験してきた集客のノウハウが活きていることが初月からたくさんのお客様に来ていただいている理由だと思います。
–具体的な数字などは教えてもらえますか?
中野さん:4月にOPENして、初月が月間新規1100名。2ヶ月目も前月と変わらず1000名を超えました。6月(インタビュー時点)も1000名を超えそうな勢いです。
–OPEN初月で月間1000名を超える集客は素晴らしいですね!
中野さん:集客はオーナーの仕事だと思っています。
スタイル撮影の写真やSNSのクオリティを上げていくことは、今の時代には無視できません。
そこは、オーナーである私自身が自分の責任で実践してます。
–サロンの内装などもオーナーが考えているのですか?
中野さん:いえ。スタッフが考えていますよ。
僕はお金を出すだけです。笑
と言うのも、美容室なので「女性が通いやすい空間であること」って凄く重要だと思うんです。
ですので、空間のデザインを考えることが好きな女性スタッフを中心に考えてもらうようにしています。
この方針は今後も続けていこうと思っています。
–メニューにこだわりはありますか?
中野さん:お客様やスタッフから要望のあったものは入れようと思っています。
店としては何を入れても良いと考えてるんで、現場で働いているスタッフから要望があれば積極的に取り入れています。
例えば、Aujua(オージュア)を取り扱っていますが、これはお客様にもスタッフにも需要があったので取り入れました。今後、新しいものが出た時も、スタッフが使いたいと言えば取り入れようと思います。
自由に働けることが特徴!Rubik’sでの働き方
–ここまで、Rubik’sのサロンの特徴について聞いてきましたが、次は「Rubik’sでの働き方」について話を聞いていきたいと思います。
中野さん:今は(2018年6月時点)時短勤務のスタッフもいれると7名です。
フルタイムで働いてる方や時短勤務の方など働き方は一人一人違います。
–一人一人違うというと、スタッフからの希望を聞いて決めているのですか?
中野さん:はい。よっぽど休みが被らなければ基本的には希望通りにできるようにしています。
勤務時間はしっかりと働いてもらって、それ以外の時間を充実してもらえるように、休みの数や働く時間帯は選んでいただいてます。
「バリバリ働いてしっかり稼ぎたい!」という人もいれば、「プライベートの時間を充実させたい!」という人もいて、一人一人考えていることや求めることって違いますよね。
ですので、サロン側としてそこにこだわりは持っておらず、自由に選んでもらうことにしています。
お客様への入客も、マンツーマンでじっくりやりたい人はマンツーマンでしてもらっていますし、掛け持ちをしたい人は掛け持ちをしてもらっています。
–スタッフさんなど、サロンはどのような雰囲気ですか?
中野さん:仲が良いという表現が適切かわかりませんが、凄く明るい雰囲気ですよ。
「自分のことだけしたらいい」と考えているスタッフはいませんし、それぞれが助け合いながら働いています。
会社の皆んなでバーベキューにいったりもしますし、天神祭の日にはお店を早めに閉めて祭りに行く予定です。笑
–「報酬」について、踏み込んで話を聞きたいのですが、Rubik’sで働いているスタッフの「平均の報酬」と「MAXの報酬」を教えてもらうことはできますか?
中野さん:そうですね。今は平均月45万円ぐらい。
MAXは月60万円以上の報酬を受け取っているスタッフがいます。
ただ、休みなく働いているかと言えばそうでなく、月10日ほど休みをとっての平均が45万円ぐらいです。
MAX受け取っているスタッフでも月7日は休みをとっています。
–新しいスタッフが入った時、何名ぐらい入客できるのでしょう?
中野さん:その子が入客したいだけ入客してもらえますよ。
月100名は余裕ですし、もし、200名やりたければ200名のお客さんを連れてこれます。
平均以上の報酬を受け取っているスタッフで200名ほどは入客していますね。
一番担当している人で月間250名ほどを施術しています。
–お客さんの中にはアイドルやYoutuberさんが来られると聞きました。
中野さん:はい。なんばエリアですので、有名なユーチューバーやアイドルグループで活動している方も来られます。
そういう方が来られるのも集客につながっていますね。
10年で54店舗が目標
–では、最後にこれからのビジョンや目標についてお聞きします。
「Rubik’s(ルービック)」という店名にはどのような意味が込められているのでしょうか?
中野さん:「ルービックキューブ」の「ルービック」から取っています。
ルービックキューブって、54個の面があるんですよ。
オープン前から「10年で50店舗出店する」という目標を決めた時に、「ルービックキューブみたい」と感じたんです。
ルービックキューブが色々なカラーのある面を揃えて一つの形をつくるみたいに、54店いろんなカラーがある店を出店していきたいというイメージから「Rubik’s」と名付けました。
今後は、全国に展開したいと思っています。
–店舗出店以外に目標はありますか?
中野さん:まずは、仲間を増やしたいです。
やる気があればもちろん大歓迎ですが、例えば、「週3日勤務がいい」とか「時短勤務が希望」といった具体的な条件を持っている人でもOKです。
これまで美容師をしていて、自分の時間を作れなかった人や、勤務時間に見合った報酬をしっかり受け取りたい人など、どんな条件でも受け入れますのでまずは相談してもらえればと思っています。
–ありがとうございました。
Rubik’sで働くスタッフの紹介
トップデザイナー:徳見 洸太朗さん
–Rubik’sで働き始めたきっかけは?
徳見さん:美容師歴は11年目、Rubik’sではオープニングから働いています。
以前、オーナーと同じ店で仕事をしていたことがきっかけで、オープニングスタッフとして声をかけていただきました。
–OPENから約2ヶ月経ちましたが、どのようなサロンでしょう?
徳見さん:ありがたいことに、たくさんのお客様にOPEN時からご来店いただいています。
業務委託サロンですので、入客の心配が無いのは凄く助かっていますね。
そこは、Rubik’sの強みだと思います。
–どんなお客さんが多いのでしょうか?
徳見さん:時間帯によってバラバラで幅広いです。
午前中は主婦層の方が来られ、午後は学生、夕方以降になるとサラリーマンやOLさんなど、様々な方が来られます。
女性が中心で男性の方は全体の2割ほどかなという割合です。
–Rubik’sの良いところは?
徳見さん:いい意味で「業務委託感が無い」ところだと思います。
業務委託サロンって協力体制がなかったり、個々がバラバラに動いているところもある中で、Rubik’sはスタッフ同士が協力し合える環境を整えています。
まだOPENから日がたっていないので、協力していかないとお店が出来ていきませんし、これからも協力する文化は大切にしていきたいです。
–徳見さんからみて中野オーナーはどのような人でしょう?
徳見さん:豪快でカリスマ的な存在です。
周りへの目くばりやスタッフへの接し方なども素晴らしいですし、これからも長く一緒に仕事ができればと思っています。
–これからの目標はありますか?
徳見さん:今の目標は、早くこの会社の幹部に入ることです。
前のサロンから中野オーナーと仕事をさせて頂いていますが、一緒に働いていると面白いですし、共に会社を成長させて行きたいなと思います。
トップデザイナー:RUNAさん
–オープニングスタッフとして働かれていますが、Rubik’sはどんなサロンでしょう?
RUNAさん:私は24歳とサロンで最年少なのですが、皆さん凄く良い人ばかりでとても働きやすいです。
入客するお客様は、年齢の近い方が多いですね。
最近は、指名をいただくことも増えてきたので、OPENから2ヶ月ですが新規の方もリピートの方も集客できていると思います。
–Rubik’sの良いところはどこでしょう?
RUNAさん:協力しながらそれぞれが働いている所ではないでしょうか。
皆さんほんとに技術力は高いと思いますしカウンセリングも丁寧です。
アシスタントがいない分、足りないところは補いながら、助け合って仕事が出来ています。
–休みや勤務時間は?
RUNAさん:私はプライベートの時間をしっかりと取りたい派なので、月に9回はお休みを頂いています。
休みの希望は結構通していただいていて、自由に働く時間を決めることができるのは業務委託の良いところかなと思います。
収入もこれまでに働いてきたサロンの中では一番良いので、これだけお休みをいただいているのに、給料もきちんともらえるので言うこと無いですね。
–今後の目標は?
RUNAさん:指名のお客様の年齢層が上がってきていて、少しづつ幅広い客層をカットできるようになってきました。
もっと色んな人に接客したいですし、私自身、対応できる幅を広げたいなと思います。
色んな世代の指名を増やせるように頑張ります。
まとめ
OPENから毎月1000名を超える来店があり、予約も中々取れなくなっているRubik’s。
自由な勤務時間でありながら、高い報酬をもらえる。
業務委託でありながらもスタッフ同士が協力する文化を築いている。
このような特徴がRubik’sの強みです。
10年で54店舗の目標へ向けて邁進する姿は、美容業界に吹く新しい風として、益々勢いを増していくことでしょう。
Rubik’sでは、店舗の拡大を目指すために新しい仲間を募集しています。
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※追記:2019年7月にあべの店の取材を行いました。
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