現役美容師に聞いた!美容師がサロンを辞める理由10選

今やコンビニの4倍以上の店舗数がある美容室。

美容師に憧れる若者は多く、人気職業の一つです。

そんな人気職業の美容師ですが、勤務3年以内の離職率は80%とも言われています。

独立やキャリアアップが理由で転職をする人が多いこともあり、決して後ろ向きの理由だけで離職率が高いわけではありません。しかし、この高さは少し特殊です。

今回は、美容師の方からよく聞くサロンを辞める理由を10個紹介します。

美容師がサロンを辞める理由10選

美容師の方が、「辞めます!」となってしまう理由は何なのでしょうか?

サロンを辞める理由は人それぞれですが、以下の10個のいずれかに当てはまることがほとんどです。

1.人間関係が悪い

どんな業種でも職場の人間関係に悩んでいる方は少なくありません。

ただ、美容師の場合は特に人間関係が大切です。

なぜなら、美容師は毎日顔を合わせるスタッフが限られている上、少数だからです。

オーナーや店長、先輩スタッフなど、誰か1人と人間関係が悪くなってしまうだけで、相当なストレスになります。

美容師は、体力的にも精神的にも疲労が溜まりやすい職業ですが、一番多い離職原因は精神的なもので、主に人間関係なのではないかと思います。

2.条件が違う

給料や休日などの労働条件が、働く前に見ていたものと違う場合は、誰でも不信感を抱くものです。

特に新卒アシスタントさんは、条件の違いに戸惑うことがよくあります。

条件に給料17万円と書いていたのにも関わらず、シャンプーの試験に合格するまでの期間は15万円になることを、実際に働くまで知らなかったりします。

休みも、週休2日と聞いていたが、はじめの3ヶ月は週に1日しか休みがなかったりと、求人内容とのギャップがあることは珍しくありません。

最初に説明して納得の上なら良いが、説明を十分にしないサロンも多いです。

3.レッスンしてくれない

若い美容師がキャリアアップするためにレッスンは必要不可欠です。

しかし、サロンによっては十分にレッスンの時間を取れないところも多く見られます。

成長できるカリキュラムが整っていないサロンだと、いつまでたってもスタイリストになれません。

4.スタイリストになっても、教育などで自分の時間を取られる

レッスンをやりきり、美容師として一定の技術を身につけてスタイリストになったら、今度は後輩にレッスンをするようになります。

更なるレベルアップに燃えているときでも、自分がしてもらったことを後輩にも教えてあげなければなりません。

レッスン時間がはっきり決まってるお店ならいいですが、ダラダラ際限なくレッスンするお店ではたまったものではありません。

5.拘束時間が長い

サロンにもよりますが、1日の拘束時間が長いところが多いです。

サロンの営業時間後にレッスンを行うので、どうしても就労時間が長くなってしまいます。

レッスン以外にも、その日1日の反省や、お客様1人1人のカルテを作ったりとやることはたくさんあります。

帰宅時間が、22時や23時になることはよくあることです。

6.休みが休みじゃない

カラー剤などのメーカー研修やスキルアップのための研修は、サロンが休みのときに行くことが多いので、休日を返上して研修に参加します。

他にも、モデルレッスンが始まるとモデルハントが必要になってきます。

駅前などでモデルを探さなければいけないのですが、営業時間外に探すことがほとんどなので、なかなかモデルを見つけることができません。

結果、休みの日にモデルハントをせざるを得ないのです。もちろん無給で行います。

7.デビューが遅い

アシスタントがスタイリストデビューまでの平均勤務年数はおよそ3年と言われています。

しかし、この3年間が美容師として最も苦労すると言われており、3年以内に辞めてしまう人がとても多いです。

その理由は、いつになったらお客様の髪が切れるようになるのかゴールが見えないまま、技術を練習する日々が、夜遅くまで毎日続いてしまうことにあります。

8.給料が上がらない

アシスタント時代の給料は、正直かなり低いです。

さらにウィッグ、シザー、コームなどの練習材料費、技術を学ぶ講習費などもかかるので、はじめは生活するのがやっとくらいのお金しか手元に残りません。

ただ、単純に給料が低いのがやめる理由ではなく、拘束時間に対する給料が割に合わないということが一番の理由かと思います。

9.入客できない

現場で働く美容師は、入客ができないと給料が上がりません。

特に、個人店や顧客の少ないサロンでは、オーナーの顧客がほとんどということが多いです。

晴れてスタイリストになっても、オーナーの顧客に対するアシスタント業務ばかりでカットができないという状況に陥ってしまいます。

実際にカットをしないと、給料が上がらないだけでなく、技術もなかなか向上しません。

10.スタイリストとアシスタントの間に壁がある

働きやすいサロンはチームワークが抜群です。

スタイリスト・アシスタント関係なく、掃除や雑務をこなしています。

お店が忙しくないときに、アシスタントが掃除をし、スタイリストは携帯を触っている。このようなお店は、スタイリストとアシスタントの間に壁があります。

お客様にもそれは必ず伝わり、お店の雰囲気を悪くします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

華やかに見える美容師という職業ですが、実際は肉体的にも精神的にも大変でハードな仕事です。

そんな美容師の方が、向上心を持って生き生きと働くためには、サロンの環境がとても大切と言えます。

環境のいいサロンは、サロン全体の雰囲気が明るく、居心地の良さを感じます。

居心地が良いサロンには、自然とお客様もスタッフも集まるものなのです。

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