多種多様なスタッフを育成し長所・個性を伸ばす「DOLCE hair」の魅力とクリエイティブ活動に迫る!

今回は2回目の取材記事となる大阪に4店舗店舗(2017年11月現在)している「DOLCE hair(ドルチェヘアー)」です。

「DOLCE hair」では多種多様なスタッフの育成を行っています。サロンワークをメインに伸ばしていく方、着付けやメイクを学ぶ方、そしてクリエイティブ活動に取り組む方など、どれも強制的にされているのではなく、スタッフ1人1人が長所や個性を伸ばす為に選択して取り組んでいます。

今回はその中でもクリエイティブ活動に取り組むスタッフをご紹介したいと思います。

▼奥田オーナーへの取材記事はこちら▼

共創共栄で美容師を楽しむ!業界トップの技術や人間力を学べる「DOLCE hair」を紹介します

2016.10.12

クリエイティブへの挑戦を続け世界で活躍できる美容師を目指す

「DOLCE hair」の魅力を伝えるために欠かせないスタッフがいます。創業当初から活躍されているスタイリストで、今は会社の副社長兼天満店の店長をしている森脇さんです。

森脇さんと奥田オーナーが出会ったのは10年前。当時、海外サロンを考えていた森脇さんに奥田オーナーが「一緒にサロンを立ち上げないか?」と声をかけたのが始まりでした。

クリエイティブを通じて活躍できる幅を広げたい

森脇さん:オーナーと知り合ったのは今から10年前です。僕が25歳の時でした。勤めていた美容室を辞め、海外に行こうと考えていたころです。知人の紹介でオーナーと出会い話を聞いているとオーナーの「考え方」にすごく共感する部分があり、一緒に働きたいと思い「DOLCE hair」の立ち上げに参加しましたオープニングスタッフは5人でしたが、ものすごく忙しかったことを覚えています。

–「DOLCE hair」の特徴としてクリエイティブ活動に積極的な点がありますが、その理由やクリエイティブの魅力について教えてもらえますか?

森脇さん:大きく2つの理由からです。

1つは、お客様へ提案できる幅が広がること。

クリエイティブは、普段のサロンワークではできない・やらないような独創的なスタイルをつくります。これは、クリエイティブならではです。サロンワークだけだと中々思い切ったことに挑戦ができないので、クリエイティブの作品作りを通じて新しい経験を積むことができます。

その経験を積んでいると、色んな組み合わせがわかり引き算や足し算ができるようになります。コンテストに出展するためにかなり練習を積むので、結果的に技術力の向上に繋がりお客様へ提案できるスタイルの幅が広がります。

「影」をテーマにした森脇さんの作品。自分の中のポジティブやネガティブ、善と悪、強さ弱さ、表と裏を表現した。

もう1つは、外部のコンテストに出すことで自分の立ち位置がわかること。

数多く美容師がいる中で自分の技術や能力はどのレベルなのか。その立ち位置がわかります。また、普段のサロンワークとは違った成功体験を積むことができます。その体験が自信やモチベーションにつながりますし、実績として残っていきます。それが自信になり、個人のブランドにも繋がっていくと思っています。挑戦することに損はないと思いますね。

–結果を残すために必要なことは?

森脇さん:努力に工夫がうまれると結果がでると思います。ダメだったらダメで学ぶ姿勢があるかどうかです。

普段のサロンワークも同じですが、やっていることに工夫がうまれると成果は誰でも出せるのではないかと思います。

クリエイティブな力が評価され世界で活躍する美容師へ

森脇さん:2016年にシュワルツコフ「ジェネレーションネクスト」を受賞してから世界の有名なヘアーショーに参加させてもらっています。今年も(取材日:2017年10月)は国内のコンテストでノミネート、受賞をしました。

  • DEMIネオストリーム クリエイティブ部門 準グランプリ
  • ABC フォトコン クリエイティブ部門 ノミネート
  • KHA オフィシャル部門 ファイナリスト
  • JHA AREA STYLIST OF THE YEAR ファイナリスト

ここまで決して順風満帆だった訳ではありませんが、下積みしてきた経験や実績が徐々に形として出てくるようになったことは素直に嬉しいです。今年は上海のヘアーショーにも出場しましたし、来年はヨーロッパでの挑戦も予定しています。

–クリエイティブを会社で取り入れたことでどのようなメリットがありましたか?

森脇さん:まずは、美容師としての提案の幅が大きく広がった事です。普段のサロンワークの中で、お客様へ踏み込んだスタイル提案が出来るようになります。それはクリエイティブな作品を日々制作しているからこその閃きとイメージを形にする力が養われていくからだと思っています。

あとはスタッフに「成功体験」をさせていくことが出来るということです。すぐに結果が出る世界ではありませんが、コンテストに出品する作品を日々考えて制作していく中で、いつか結果が出るとそれがまた次に繋がります。さらに日々のサロンワークにも活かすことが出来るので、モチベーションの向上にも繋がると思っています。

「美容師」は一般的な会社員と違うカテゴリーの仕事です。クリエイティブであるべきですし、クリエイターらしいことを追求すべき職だと思っています。決まったものでなく、自由に柔軟な形を創った方がいいこともあると思うので美容師としての感性を磨くためにもクリエイティブは良い機会ですね。

「DOLCE hair」のスタッフは多種多様!型にはまらない魅力

森脇さん:会社の自慢できるところは「多種多様」であることです。大切にしているのは「社員やお客様、会社に関わる全ての人が幸せになる」ということ。そのためには、個性を尊重して多種多様な人が働ける環境をつくっていかないといけません。多種多様な個性を持ったそれぞれがやりたいことを叶えていく場。それがDOLCE hairの良さだろうと思います。

僕も「DOLCE hair」でクリエイティブと出会い人生が変わりました。私の大きな財産となっています。

–来年2018年は創業から「10年」と会社の大きな節目を迎えます。森脇さん個人の目標と会社の目標を教えてください。

森脇さん:個人としての目標は、「美容師の枠だけで終わらない」ということです。ファッションにも興味がありますし、カメラも好きです。ファッションのカメラマンとして撮影にいくこともありますし、それも一つの仕事にしたいです。

カットやカラーだけではない、美容師が活躍できる場所を創造していく。海外で仕事をするのもその1つです。拠点はドルチェに置きながらビジネスの幅を広げたいと思っています。

会社としての目標は、クリエイティブなどを通して業界が盛り上がっていけるよう発展していきたいですね。

2018年は新規の出店を控えています。新しい店舗でどのような出会いがあるのかとても楽しみです。

スタッフへのインタビュー

入社3年目|スタイリスト 吉岡いずみさん

–キレイビズからの案内で入社されましたが、これまで2年間どうでしたか?

吉岡さん:あっという間でした。アシスタントとして入社し今年スタイリストデビューをしたのですが入社からこれまで凄く早かったです。

–会社のいいところは、どこでしょう?

吉岡さん:今の美容業界は、美容室の数が多く、スタイリストもたくさんいる競争が激しい業界だと思います。その中で、デビューしてすぐにお客様に入らしてもらいチャンスを凄く与えてもらえていると実感しています。

クリエイティブの勉強もそうですし、年齢や経験年数に関係なく、若い人が活躍できる環境であることは凄くいいところだと思います。

–吉岡さんもコンテストに挑戦されていると聞いています。参加してみてどうですか?

吉岡さん:2016年に「WELLA TREND VISION」でエリアファイナル、2017年は「ABC:ASIA BEAUTY CONGRESS」という西日本最大級の美容コンテストでファイナリストにノミネートされました。

「cyber」をテーマにした吉岡さんの作品。空間には風が無く、髪は電波のように動きをつけました。サイバーを感じさせるようなカラーと衣装で冷たさを表現しています。

アシスタントのころからやり続けてきたクリエイティブが少しづつ形になり、結果が出てきていることは嬉しいです。周りはサロンオーナーや現場の経験年数が長いスタイリストさん中心で、アシスタントの時代からクリエイティブをやってる人はあまりいません。ですが、負けないようにしたいですし、もっと結果がほしい。賞が欲しいです。

–クリエイティブをやってて面白いところは?

吉岡さん:正直、お金も時間もかかるので大変なことも多いです。

ただ、コンテストで良い評価をもらえたり、先輩美容師に評価をもらえた時は素直に嬉しいですね。それが自分の自信にも繋がっています。クリエイティブを通して身につけたことをお客様に提案し、喜んでいただけた時は凄く嬉しいですね。

–これからの目標は?

吉岡さん:デビューしてまだ間もないので、自分のお客様をつけていきたいです。そして、クリエイティブを続けデザイナーとしての腕も磨き、美容師としてもデザイナーとしても仕事をできるようにしてきたいと思っています。

まず、目標としているのは「KHA」と「JHA」のコンテストで賞をとることです。森脇さんが今年両方で受賞していたので、私も来年は受賞できるように頑張りたいと思っています。

 

入社2年目|アシスタント 五百蔵(いよろい)さん

–どのようなきっかけで入社したのですか?

五百蔵さん:学校からの紹介でした。サロン見学に来た時の雰囲気をみて決めました。

–実際に働いてみて、「良かったな」と思うところはどこでしょう?

五百蔵さん:奥田オーナーや森脇さん含めて、スタッフの皆さんが人間的に魅力的なところです!スタッフに対する姿勢もそうですし、お客様に対する姿勢も見ていてとても勉強になりますし尊敬できます。

–これからの目標は?

五百蔵さん:まずは1日でも早くデビューすることです。「DOLCE hair」の特徴は「長所」や「個性」を見つけて伸ばしてくれます。私も自分の個性を活かして独り立ちできる美容師になりたいと思っています。

–五百蔵さんの得意な分野は何ですか?

五百蔵さん:ヘアケアですね。お店からAujuaソムリエの研修に行かせていただいています。合宿があり、レポートの提出などは大変だったのですが、あとは実績を積めばお客様にも提案していけるようになります。

他のサロンでは入社1年で行かしてもらえるチャンスは中々無いと聞いていますし、凄く良い機会とチャンスをいただけています。期待に答えられるよう、技術と知識を身につけ私の強みにしていきたいですね。

クリエイティブも皆さんが挑戦されている姿を見て興味を持っています。私もいつか挑戦してみたいと思っています。

目標は1年後、スタイリストデビューすることです!頑張ります!

まとめ

森脇さん、吉岡さん、五百蔵さんへのインタビューを通じ、「DOLCE hair」で働くスタッフの高い志と成長への好奇心を知ることができました。今回インタビューをおこなった3名の方それぞれ色が違うように、多種多様な人が集まりそれぞれが個性を活かしながら活躍できることが、「DOLCE hair」の魅力です。

また、クリエイティブに力を入れていることも特徴の一つであり、美容師がクリエイターとして活躍できる環境を創造することにも力を入れているサロンです。

「DOLCE hair」では、一緒に志を持って働けるスタッフさんを募集しています!

求人条件の詳細は下記よりご確認下さい。

鴫野本店の求人情報

天満店の求人情報

今里店の求人情報

関目店の求人情報

オーナーの奥田さんへもインタビューをしています。「DOLCE hair」についてもっと知りたい!というかたはこちらの記事も合わせてご覧ください。

共創共栄で美容師を楽しむ!業界トップの技術や人間力を学べる「DOLCE hair」を紹介します

2016.10.12
kireibiz

ABOUTこの記事をかいた人

大阪生まれ、趣味は映画鑑賞 日本全国を担当していて美容業界に精通しています。 特に業務委託の美容室、大手サロンを担当することが多く、豊富な情報量は誰にも負けない自信があります。 キャリアのあるスタイリストの方を対応することが多く、その方の将来の目標や働き方に合わせてサロンをご案内することを得意としています。