まつ毛エクステサロンで働くアイリストのかたで「今より収入をアップさせたい!」と感じているかた。
固定客を持てるようになった人や顧客のつけかたを覚えた人は、次のステップとして独立や転職を考える人もいると思います。転職の条件に「今よりも収入を上げたい」と考えていれば、是非、一度検討していただきたいのが「業務委託サロン」で働くことです。
業務委託サロンでは「フリーランス」で仕事をすることになります。そのため、通常のサロンに比べると歩合の割合が高く、固定客が一定数見込めるアイリストにとっては大きなチャンスとなり得る選択肢です。美容室では数年前から業務委託で経営をおこなうサロンが増えており、この流れは今後アイラッシュサロンにも普及していくことでしょう。
そこで、アイリストが業務委託サロンで働く際の条件や注意点、相場の違いや具体的な求人情報の探し方などをまとめました。
- 今よりも収入が上がるサロンへ転職を考えている!
- マツエクが大好き!もっと働きたい!
- 働いたら働いただけ収入に反映してほしい!
という方にはオススメの働きかたです。
業務委託サロンが稼げる理由
業務委託サロンは、一般的なサロンと違いスタッフに「固定給」を支払いません。サロン側からすれば人件費が削減できるため、歩合の割合を増やしても十分な利益をあげることができます。
デメリットとリスク
もちろん、歩合の割合が高いというメリットがある反面、リスクもあります。
「固定給」がなく、基本的な収入は施術を行なった人数×歩合の割合となります。ですので、思うように入客ができなければ収入が低くなってしまう可能性があります。また、万が一怪我や病気で働くことができない時期があると、その期間は収入が入ってこないことになります。
フリーランスになるため、保険代や交通費などは自己負担となります。1人あたりの施術時間にはスピードが求められます。
また、客単価も安くなることが多いので素早く人数をこなす技術がアイリストに求められます。
業務委託サロンのメリットと一般的なサロンへの違い
顧客の獲得方法や資金繰りについての考えなど、独立したい人にとって経営が学べる場でもあります。サロンによって条件は様々ですが、一般的なサロンと比べると歩合が高くなる場合がほとんどです。
条件の違いや収入の相場感をまとめていきます。
条件の違い
一般のサロンと業務委託サロンを比べると収入と歩合の相場は以下の表のイメージとなります。
項目 | 正社員 | 業務委託サロン |
固定給 | 18万円〜25万円 | 無し(ただし、最低保険が有り) |
歩合給 | 0%〜10% | 40%〜55% |
休日 | 月8日〜10日(休日の半分はサロンが指定) | 自分で決める |
待遇 | 保険・交通費有り | 無し |
平均給与 | 20〜30万円 | 25〜40万円 |
収入のシミュレーション
業務委託サロンで働くフリーランスを想定しシミュレーションを行います。
(例) まつ毛エクステの施術で客単価¥5,000・還元率は40%のサロンの場合。
まず、1人あたりの報酬は、¥5,000の40%で2,000円になります。 この金額が基本で、あとはお客様をどれだけ効率よく入客できるかによって売上がかわります。 例えば1日10時間勤務で8名入客したとして、 2,000円×8名=16,000円が1日に稼ぐ報酬となります。 仮に19日出勤だとすると16,000円×19日=304,000円/152名が報酬となります。 |
業務委託サロンで働く場合、自分が「休日やライフスタイル」を重視するのか、「出勤日数と収入」を重視するのかによって報酬は変動します。
- 休日やライフスタイルを重視する場合:月に19日〜18日の出勤で30万円前後。
- 出勤日数と収入を重視する場合 :月24日の出勤で38万円以上も可能。
業務委託サロンの探し方
美容室に比べると業務委託のアイラッシュサロンはまだまだ少数です。ですので、実際に就職を考えている人は、美容専門の求人情報サイトの活用や専門家へ相談することをおすすめします。
本サイトを運営しているキレイビズの場合の求人情報の探し方を紹介します。
【STEP1】TOPページから「完全歩合委託」「アイリスト」を選択
【STEP2】表示されたサロンの中から詳細な条件を見比べ希望のサロンを探す
【STEP3】キレイビズへ問い合わせる
業務委託サロンで働くために心がけること
アイリストとして業務委託サロンで働くために心がけておくべきことをまとめます。
【その1】美容師免許を持っていることは必須の条件
当たり前のことですが、まつ毛エクステの施術を行うためには美容師免許は必須です。
業務委託サロンでの勤務は個人事業にあたりますが、免許は必ず必要となります。
【その2】カウンセリングから施術まで1人で行う技術がある
サロンの方針にもよりますが、業務委託サロンの多くはカウンセリングから施術まで一人で行うことが多いです。
そのため、アシスタントレベルのアイリストやヘルプが必要なレベルのアイリストでは厳しくなるでしょう。
その場合、まずは、サロンで経験とキャリアを積んでからフリーランスの道へ進むことをオススメします。
【その3】固定の顧客を持っている
業務委託サロンには2つの形態があります。
- 業務委託
- 面貸し
の2つです。
▼詳しくはこちらで説明しています。▼
別の記事で説明をしているので詳細は記しませんが、面貸しサロンの場合は集客を自分で行わなければなりません。そのため、固定の顧客がいない場合は集客が難しくなる場合があります。
転職を考える際には、サロンの形態にも注意しましょう。
今よりも収入を上げたいアイリストの方へ
ここまで、アイリストが業務委託サロンで働くことのメリットや注意点を述べてきました。
では、具体的に行動に移したいと考えている方へ1つのご提案です。
私たちキレイビズは「美容業界に特化した求人・転職の専門家」として求人サイトの運営から、転職のお手伝いまで全ておこなっています。
ご自身の希望する条件で働ける理想のサロンを見つけるためにはプロの力を使うことが最も早い道だと考えています。
「業務委託サロン」と一言で行っても、福利厚生から収入面、歩合の違いまでサロンのよって千差万別です。膨大な情報の中からサロンを見つけるためには知識と情報と経験が必要になります。
もしも、実際に転職をして収入を上げたいと考えていて、この記事をここまで読まれた方がおられれば、是非一度キレイビズへご相談ください。
必ず、お力になれることをお約束します。