【2021年の最新情報も掲載】美容室で使える給付金・補助金・助成金まとめ

2021年がスタートし、新しい期に向けて国の予算も発表になっています。
昨年スタートしたコロナ関係の補助金や助成金の他、事業再構築補助金(仮称)という新しい補助金も発表されています。

2021年の最新情報を含め、美容室で使える補助金や助成金を紹介していきます。

 

給付金

給付金は一定の条件に当てはまれば支給されるお金です。
申請の手間はかかりますが、返済不要で給付されるので必ず期限までに申請しておきましょう。

持続化給付金

感染症拡大により、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付金を給付します。

給付金の給付額は、200万円を超えない範囲で対象月の属する事業年度の直前の事業年度の年間事業収入から、対象月の月間事業収入に12を乗じて得た金額を差し引いたものとします。

月間事業収入が、前年同月比50%以下となる月で任意で選択した月を【対象月】と呼びます。対象月は、2020年1月から12月までの間で、事業者が選択した月とします。

詳しくは下記ホームページから
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

 

家賃支援給付金

新型コロナウイルス感染症を契機とした5月の緊急事態宣言の延長などにより、売上の減少に直面するみなさまの事業の継続をささえるため、家賃の負担を軽減することを目的として、事業者に対して給付金が給付されます

※家賃支援給付金の申請期限は、2021年1月15日(金)24時となっております。

詳しくは下記ホームページから
https://yachin-shien.go.jp/index.html

 

大阪府雇用促進支援金

企業が新たな労働者の雇い入れをする場合に、労働者1人あたり25万円(非正規雇用者の場合:12.5万円)の支援金を受給できる。というものです。
雇い入れ人数に上限は設けられておりません。

詳しくは下記の記事で紹介しています。

大阪府雇用促進支援金|最大25万円の支援金が受給できる制度です。

2020.12.08

 

補助金

補助金の受給には審査があり、審査に通過すれば支給されます。
条件や受給率、補助金額がそれぞれ定められています。

小規模事業者持続化補助金

持続化補助金と呼ばれる補助金です。
販路開拓に関する取り組みに幅広く使うことができます。

・従業員数:5名以下
・補助率:2/3
・補助金額上限:100万円

※今年度の最終締切は2月5日です。
来年度の予算にも計上されているため、引き続き公募があると思われます。

詳しくは下記ホームページから
https://r1.jizokukahojokin.info/

 

デジタル化応援隊事業

サロンのデジタル化を進めるためにIT専門家の協力を受ける場合、その金額を最大30万円まで補助してくれる制度です。
制作業務などの受託作業は対象外ですが、コンサルティング費用や専門家の意見を聞きたい時に活用出来ます。

補助金額:30万円
個人〜中小企業が対象

詳しくは下記ホームページから
https://digitalization-support.jp/

※今年度は1月31日で締め切りとなります。
来年度の実施は未定です。

 

IT導入補助金

電子カルテやPOSレジの導入等、ITツールを導入する際に活用できる補助金です。
登録されているツールの中から選ぶ必要があります。

今年後の公募は終了しています。

詳しくは下記ホームページから
https://www.it-hojo.jp/

 

事業再構築補助金

2021年の予算で1兆円規模の予算枠が割り当てられた補助金です。
新型コロナウィルスの影響を受け業績が10%以上低下した企業が大胆な事業再構築を行うために必要な費用を補助してくれる制度となっています。
今年度の主力となる補助金であることが予測されており、申請を考えている企業はすでに準備を始めています。

例えばですが、
店舗中心→ECサイトでの販売中心
にビジネスモデルを変更する場合などに活用することが可能です。

補助金額
・補助金額上限:100万円〜6,000万円(少数ですが、最大1億円の枠もあり)
・補助率:2/3
公募時期等の正式発表はまだ未定です。

政府発表資料は下記からご覧いただけます。
https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/11458/

 

助成金

雇用調整助成金

雇用調整助成金とは、「新型コロナウイルス感染症の影響」により、「事業活動の縮小」を余儀なくされた場合に、従業員の雇用維持を図るために、「労使間の協定」に基づき、「雇用調整(休業)」を実施する事業主に対して、休業手当などの一部を助成するものです。

詳しくは下記HPをご覧ください。

 

労働移動支援助成金

事業規模の縮小等により離職を余儀なくされる労働者等に対する再就職支援を職業紹介事業者に委託したり、求職活動のための休暇の付与や再就職のための訓練を教育訓練施設等に委託して実施した事業主に、助成金が支給されます。

・再就職支援コース
・早期雇入れ支援コース
・中途採用拡大コース
支給額:コースや条件により異なります。

詳しくは下記HPをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/roudou_idou.html

 

トライアル雇用助成金

職業経験、技能、知識等から安定的な就職が困難な求職者について、ハローワークや職業紹介事業者等の紹介により、一定期間試行雇用した場合に助成されます。
それらの求職者の適性や業務遂行可能性を見極め、求職者および求人者の相互理解を促進すること等を通じて、その早期就職の実現や雇用機会の創出を図ることを目的としています。

詳しくは下記HPをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/trial_koyou.html

 

キャリアアップ助成金

アルバイトやパート、契約社員などの正社員ではない従業員を、正社員として雇用したり待遇の改善などを行うことで利用できます。

詳しくは下記記事でも紹介しています。

美容室が活用できる助成金を紹介!助成金の支給につながるスタッフ育成とは

2017.08.25

 

まとめ

いかがでしたか?
美容系サロンで活用できる給付金・補助金・助成金の情報をまとめていきました。
ここに紹介した以外にも国・県・市がそれぞれ出しているものも多数あります。
全てを掲載することはできませんが、活用できる機会は多いので興味がある方は情報収集をしてみてくださいね。

特に給付金については条件に該当すれば全ての事業者に支給されます。
給付時期が迫っているものもあるため、遅れないように手続きを進めてください。

kireibiz

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