このキレイビズメディアを立ち上げた2017年から毎年取材を行い、成長を追い続けているサロンがあります。
2019年現在、大阪に6店舗展開している美容室Source(ソース)です。
初めてインタビューを行なった2017年には、まだ1店舗でしたが、2018年には3店舗、2019年は6店舗と年々店舗数を増やし、成長を続けています。
田中オーナーが一貫して話している、「Sourceはスタッフファーストの会社」という考えは、最も大事にしている価値観だと話されます。
新しい店舗をオープンできるということは、それだけスタッフが集まっている証拠です。
また、次々に重要な役職がうまれるので、成長したい美容師にとっては活躍できる機会の多い会社でもあります。
なぜ、Sourceには人が集まるのか?
成長を続ける秘密は何なのか?
インタビューを行いましたので紹介していきます。
スタッフのことを第一に考える会社でありたい
–2018年に取材を行なった時は、高槻に新店舗を開店予定とのお話をされていました。
それから約1年で、高槻・枚方・塚口と3店舗、新規出店をされています。
この1年間で出店のスピードが上がったと感じているのですが、どのような変化があったのでしょうか?
田中:この1年でSourceに多くの美容師が集まってくれたこと。
これに尽きますね。
また、意識の高いスタッフ達に恵まれ、早い店舗展開が可能になりました。
–何故、Sourceには沢山の人が集まるのでしょうか?
田中:いかにスタッフ目線で立てられるか。
だと思っていて、シンプルにスタッフを想う気持ちだと思います。
–スタッフを想うというのは、具体的に言うとどういう事なのでしょうか?
田中:そうですね。
スタッフ一人一人の働き方を尊重したり、働き易さを追求し、そのスタッフの未来も考えて長く働ける環境をつくってあげる事だったりですかね。
また、時代のニーズに合わせた新商材を導入したり、講習会などを設けて美容師としてのモチベーションが高く持てる環境をつくってあげる事も大事だと思います。
そういう中でお互い感謝出来る関係性を築けたらみんな働き易くなりますよね。
–店舗を若いスタッフに任せることもありますか?
田中:はい。
現在、6店舗のうち3店舗は、26〜27歳の若いスタッフが店長を勤めています。
–若手を使いたい理由は何かあるのでしょうか?
田中:先程言った、「一人一人の働き方を尊重する」という部分で、役職は持ちたいと希望するスタッフに積極的に任せています。
店舗管理や自身のスキルアップを目指す子には、そういったチャンスやステージを作ってあげたいと思っています。
逆に役職は荷が重いと感じるスタッフには、お客様としっかり向き合い、サロンの一員としてみんなと協力して良いチームワークをつくってもらっています。
–職場の環境をつくる上で大切にしていることは?
田中:環境を大切にする上で、離職率が低い環境ってとても大切な事だと思います。
今は、特に男女共に働きやすい環境にする事を考えていて、女性や子育て中のママさんでもお迎え時間に合わせた時短や土日休みなど、柔軟に合わせてあげる事で、無理なく長く働けると思います。
色んなスタッフがいて長所・短所がある中で一人一人の個性を活かす事で、のびのびと働けてサロンの環境自体もよくなっていくんじゃないかなと。
そう言った部分も全て引っくるめて「スタッフファースト」が大事な事だと思います。
–Sourceの収入や入客数はどのくらいですか?
田中:勤務時間がバラバラなので単純な比較は難しいのですが、平均すると1日7名~10名は美容師一人に対し入っています。
収入は、平均で50万/月くらい。
中には、80万/月を超える方もいます。
–これからの目標は?
田中:離職率0%を目指して他のサロンには無い強みの部分を強化していき、価値のある会社にしていくことです。
その為にも、更にスタッフへ貢献出来るシステム作りの追求や会社ブランディング、また、主都部や県外への店舗展開。
やる事は山積みです。(笑)
–ありがとうございました。
マネージャー:宮崎聖
–はじめに自己紹介をお願いします。
宮崎:Sourceの広報・マーケティングを担当しています。
美容師歴は10年でSourceには1年ほど前に入社しました。
サロンでのポジションは全体のマネージャーです。
業務委託として入社しましたが、2019年7月から社員になり、今は経営に近い立場で仕事をさせてもらっています。
–マネージャーはご自身から志願されてなったのですか?
宮崎:はい。実は、Sourceに入社する時の面接で経営、マーケティング、ブランディングなど、経営者に近い立場で仕事をしたいと話していました。
その想いを汲み取っていただき、天王寺店の副店長の仕事を任せてもらった後、マネージャーになるというお話を頂きました。
–マネージャーという立場から見て、Sourceはどんな会社でしょう?
宮崎:何よりも第一にスタッフの事を考えている会社なので、スタッフの想いを汲み取ってそれを実現してくれる会社です!
実際、僕もそうでした!
一人一人がどうすれば輝けるか、そのステージをつくって、背中を押してくれる。
美容室が増え、離職率が高く入れ替わりが多いサロンもたくさんある中、うちの店に入れば大丈夫!と胸を張って言える会社だと思います。
–宮崎さんから見て、オーナーってどんなかたですか?
宮崎:スタッフのことしか考えていないんじゃないかなと思います。
店舗が増えるとスタッフのことを管理できないという会社も多いですが、お店にもよく顔を出して話しにきたり、スタッフに寄り添う気持ちが強いので、共感できる部分は多いです。
僕と話をしていても、スタッフのことを本当の家族みたいに思っていることがあり、その人の未来まで考えてあげたいと思っている方です。
–なぜ、そのような考えを持たれていると思いますか?
宮崎:スタッフが満足していない会社では、お客様も満足しないのは言うまでもありません。
会社はスタッフを第一に考え、スタッフはお客様を第一に考える。
それを普通のサロンより徹底することで、選ばれる存在になっていくことを理解しているからだと思います。
–宮崎さんがマネジメントをする上でで心がけていることは?
宮崎:コミュニケーションです。
僕に対しては、気楽な感じで接してもらいたいので、話やすい雰囲気を作ることを心がけています。
マネージャーは僕だけなので、気軽に何でも相談できるような関係でいたいと思っています。
あとは、新しいスタッフが入社した時には、特にその店舗に顔を出したりコミュニケーションをとるようにしています。
–これからの会社のビジョンは?
宮崎:スタッフが笑顔で働き続け、結婚しても、出産しても、その先もずっと働きたいと思ってもらえる会社にしていきたいです。
Sourceで働いてよかったなと、今の環境に誇りをもって過ごしてもらえるようにしていきたいと思っています。
–ありがとうございました。
梅田店副店長:本田歩
–昨年取材した後に、ご結婚されたと伺いました。
結婚してから家庭と仕事の両立や働き方がどのように変化したのか伺いたいと思います。
よろしくお願いします。
結婚して家庭を持つことになり、仕事面での変化はありましたか?
本田:結婚して仕事との両立を考えた時に改めてすごく可能性を感じる会社だなと思ったんです。
美容師もやりつつ、自分の夢も叶えつつ、やりたいことができる環境。
それがSourceには揃っているなと。
結婚しても働けると思っていましたし、実際、結婚した後も働き方は大きく変わっていなくて、仕事を早く上がる日が増えたかな?というくらいです。
仕事が終わり、家に帰って旦那の帰りを待つ。
家庭のことをしても、売り上げは落とさず、指名数は増えているという状況です。
マイナスになったことはありませんね。
何も気にせず働けますし、もし、子どもが出来ても、ここなら不安なく働けると感じています。
–2018年の取材のあと副店長になられたと聞きました。
本田:はい。入社から約1年で副店長にならせてもらいました。
ちょうど新規出店が続いていたので、タイミングが良かったのもありました。
前の副店長が新店に移動になり、梅田店の副店長を誰がやる?となった時に、チャンス!と思い自分から立候補しました。
–副店長の仕事はどのようなことをされているのですか?
本田:主に店長が休みの日の予約管理、材料の発注、シフト管理。あと、店長と力を合わせて、売り上げがどうすれば上がるかを考えることなどが副店長としての仕事ですね。
–結婚し、副店長にもなり、様々な変化があったかと思います。大変なことはありましたか?
本田:ありがたいことなんですが、副店長という役職についたこともあり指名の数が増え、そういう意味では、毎日が忙しいし大変です!
ただ、その忙しさは、嬉しい忙しさです!
–多忙になり、休みが減ったりは?
本田:ないです。むしろ増えました。
私の場合、毎週、日曜日お休みをいただいています。
でも仕事は増えているので日々が充実してい濃い毎日です。
布団に入る時はクタクタで、明日も頑張ろう!と思いながら寝ています。笑
–入客数はどのくらいですか?
本田:6~7名くらいですね。
私の場合は勤務の時間が短いので、それくらいが平均です。
勤務時間が長い方だと、1日10名以上入客しているスタッフもおられます。
–新しいスタッフとの接し方で心がけていることはありますか?
本田:業務委託なので、「育ってきた環境が違う」ということは、忘れないようにしています。
副店長という立場になった時にそれが一番不安だったのですが、自分の当たり前を押し付けないことが大事だと気づきました。
皆さん、それぞれの美容師経験の中で培った考え方があるので、それを無下にせず、一旦受け入れてから考えるようにしています。
少しずつですが、学んできました。
社歴は私の方が長くても、美容師歴は相手の方が長いということは往々にしてあります。
ですので、私の知らないことを知ってる。と考えるようにして、その上で自分がどう思っているのか意見を言うようにしています。
–副店長という立場になって改めて感じるSourceの魅力とは何でしょう?
本田:う〜ん。言葉で表現するのって難しいし、悩みますね。
「自由」と一言でまとめたく無いんですが、自由なんです。
だけど、秩序の無い、「誰でもどうぞ」という環境ではなく、やはりサロンには最低限のルールやマナーがあります。
それを理解した上で自由にできれば、凄く個人の素材が活かせる場所だと思います。
オーナーもマネージャーもスタッフのことを第一に考えてくれているのは間違いありません。
だから、自分の主張もできるし、自分の意見を活かすことができます。
その環境に甘えるのではなく、それを活かしてより良くしていこう!自分自身の人生を良くしていこう!と思える人にとっては、魅力のあるサロンだと思います。
–ご自身の目標は?
本田:生涯現役で美容師を続けたいという想いは変わっていません。
一人でも多くのお客様を綺麗にしたいです。
そのための目標は、まず指名売り上げをSourceの女性ランキングを1番にしたいです!
「Sourceで1番売り上げた女性スタイリスト」になって、歴史に残るような!笑
それが目標です!
–ありがとうございました。
過去の取材記事
2017年
2018年
まとめ
Sourceでは下記の店舗で求人を募集しています。
ご興味のある方は、キレイビズまでお問い合わせください。
梅田店
https://www.kireibiz.jp/job107
京橋店
https://www.kireibiz.jp/job116
天王寺店
https://www.kireibiz.jp/job806
枚方店
https://www.kireibiz.jp/job180
高槻店
https://www.kireibiz.jp/job166
塚口店
https://www.kireibiz.jp/job201