美容師の世界で思わず共感したくなる「あるあるネタ」をまとめました。
美容師になって感じたこと、そして思わずやってしまうことなど、職業病のようなものですが、共感していただけるのではないかと思います。
美容師以外の方からすると「え?」というようなことでも、美容師なら分かってもらえるはず!
それではご覧ください。
1.朝編
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出勤時は髪ボサボサ
これはお店によるかもしれませんが、美容師は出勤してからシャンプーをしたり、髪をセットします。
男性であれば、シャンプー→ドライ→セット。
女性は、寝グセを直しコテ巻きでキレイにセット・アレンジする、先輩や後輩にセットしてもらうこともあります。
セットしにくいと、カットから始めることも・・・ちょっとですが。美容師の特権ですね。
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出勤時はノーメイク
これは本当に人によります。
でもお店の大きな鏡でメイクした方がキレイにできる気がするんです。
そして朝の英での支度を極力減らして、ギリギリまで寝ていたい。
出勤前にお客様にあってもあまり気づかれないことが多いですね。(顔が違うから)
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朝ごはんはバックルームで食べる
朝練をしたりもするので、朝早くからご飯を食べようとは思えないのです。
そしてお昼にいつ入れるか分からないので、営業が始まるギリギリに食べたいと考えています。
2.営業編
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シャンプー・マッサージは時間調整できる貴重なシーン
シャンプーやマッサージは、長くしたからといってお客様にクレームをもらうことなく、むしろ喜んでいただけます。
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新規のお客様で「お任せします」と言われると困る
美容師といっても、自分の好きなようにカットしているわけではありません。
お客様の好みや、毎日のお手入れ、どんな生活をしているのか、など周囲のことを聞いたいうえで似合うスタイルを提案しているのです!
新規のお客様は特に丁寧に聞いているので、いきなり「お任せします」はちょっと困ります。
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カラー剤を単品で使わず混ぜたがる
美容師特有かもしれませんが、なぜかカラーは単品で使わず少し何か色を混ぜて使います。
単品で使っても色味的にはほとんど変わりません。
でもちょっとしたこだわりを出したいのかもしれませんw
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スタイリストのシザーケースにはダッカールが大量についている
スタイリストは、常にシザーケースを持ち歩いていますが大体5~6本ほどダッカールがついています。
しかし、午後になると既にダッカールがつけられないほどの本数が!!
そしてアシスタントは常にダッカールを回収しているという・・ごめんね。
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ドライヤー中の会話はほぼ会話になっていない
ドライヤー中は、美容師だけではなくお客様も聞こえにくいと思います。
しかしお話好きのお客様はドライヤーも関係なく喋り続けていて、あまり聞き取れていないこともしばしば。
相槌は打っていますが、全く違う反応をしてしまうこともあります。
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お菓子のストックがいつもある
お昼にゆっくり入ることがほぼないので、軽くつまめるものは常にストックがあるという美容師は多いのではないでしょうか。
一口サイズのパンやビスケットなどの甘いもの、グミなどを置いていました。
チョコはテッパン!
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トイレでちょっと休憩
美容師の仕事は休憩というものはほぼなく、座る時間がありません。
スタイリストはカット中座って着る人も増えていますが、アシスタント時期は座れません。
なのでトイレはちょっと長いかも。
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手や爪がカラーで染まる
特にアシスタント時代ですが、カラーのシャンプーを素手でしているのでカラー剤の色が着色してしまいます。
手の場合は1日~2日で取れても、爪の場合は色素沈着してしまい中々取れません。
派手なネイルをしている美容師は、カラーが目立たないようにしている理由があるかも。
3.お客様編
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カラーの施術をするのに白い服でご来店され、ドキドキ・・・
カラーの施術では、お客様の洋服を汚さないように最新の注意を払います。
なのに真っ白の洋服を着てご来店されると、いつも以上の注意が必要になるのでできれば意識して白は避けて頂きたい。
カラークロスの準備の時点からドキドキしています。
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お話好きのお客様から逃げられない
美容師も話好きは多く楽しいのですが、忙しい時には「ちょっと空気読んで~」って心の中で叫んでます。
盛り上がりすぎには注意・・・
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施術中に寝てしまうお客様
「美容室には休みに来ている」と言ってくださるお客様が多くいますが、本当に疲れていらっしゃる方は速攻で寝ています。
後ろに倒れてきてしまい、カットやカラー、パーマが上手くできずに余計に時間がかかってしまうことも。
起こしても中々起きなく、爆睡状態の方も。
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シャンプー中にいびき
シャンプーが気持ち良かったのか寝てしまう方は多くいますが、中にはイビキまで・・・
隣のお客様もびっくりしてこちらを見ている時もあり、シャンプーが終わって体を起こしても起きません。
どうしよう~と思っていると、「寝てませんけど?」的な顔で起きてスタスタとセット面へ。
そしてセット面でも爆睡。
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シャンプー中に頭を上げられると困る
バックシャンプーの場合は、お客様も気を使って頭を上げてくださる方もいます。
でも、やめて頂きたい!
頭の重さが重要で、シャンプーの力が入らない・水が流れてしまう、ということが起こるんです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、とりあえず頭が重いということはありません!
預けてください!
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ハイネック・フード付きパーカーを着てご来店
オシャレをしてきてくれるのはとても嬉しいのですが、襟元は開いたお洋服がありがたいです。
シャンプーで濡れないように、カラーがつかないように、薬剤がつかないようにするのが大変。
4.営業後編
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営業が終わると速攻で靴を履き替える
営業スタイルと通勤スタイルがあり、服はもちろん変わらないのですが靴は楽ちん靴と営業用の靴があります。
お客様が帰り営業が終わると、とりあえず靴を履き替えてラクなスタイルになります。
だからバックルームの靴箱は臭い。
というか美容師の足は大体臭い。
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営業後になるとやたらと元気になる
美容師は立ち仕事なので早く帰って休みたいと思っているのに、営業が終わると大体飲みに行ってますねw
朝も早く夜も遅い職業なので、みんなで遊びにくという時間が中々取れなく、時間を削ってでも飲みに行きたい!と思ってしまいます。
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服にダッカールがついている、ポケットに手袋が入ったまま帰る
シザーケースにダッカールを付けていますが、服に付けてしまう事もあり帰りまで気付かずに帰ってしまいます。
そしてカラー用の手袋はポケットにしまったことを忘れて、家に帰ってから気づくことはよくあります。
5.休日編
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休みだけど休みじゃない
定休日には講習会や練習会があり、休みなのに休めません。
1ヶ月休みがない、なんてことも。
営業日ではできない練習があり、モデルさんを呼んで練習をしたり、外部の講習会に参加したり。
行くまでは「休みなのにな~」って気持ちですが、始まると意外と楽しんでいる自分もいますw
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休日は大体スタッフと出かける、もしくは美容師友達
休みと言っても世間では平日です。
そうすると自然と会社のスタッフと出かけることが多くなっていますね。
もしくは美容師仲間。
そして話す内容は、仕事の話が結構多いかもしれませんw
案外真面目w
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周りの髪型ばかり見てる
これは職業病ですよね。
人の髪型が気になって男性だと「襟足伸びてる!刈り上げ伸びてる!」とか、女性だと「カールだれてるな~、ボブの襟足出てる!」など。
中には「アレンジめっちゃカワイイ~!」ってガン見しちゃうこともありますw
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人のカラーが気になる
プリンになっている人、白髪が伸びている人、退色している人、めっちゃ気になります!
プリンなんかありえない!と思っているので、「今すぐ染めた~い」っていう衝動に駆られます。
まとめ
朝・営業中・お客様・営業後・休日と分けて、美容師あるあるをご紹介しました。
アシスタント時代は、正直大変なことが多く「辞めてしまおうか!」と何度も思いますが、結局続けてこられたのはやっぱり楽しいから!美容師はとてもやりがいのある仕事で、一生続けることもできます。
そして、華やかに見える裏では、意外と地味で地道に努力している真面目な部分があります。
休みもなしで勉強会に参加したり、練習をしたり。
地道に頑張って、自分の仕事に生きがいを持っている人がたくさんいる職業です。
そんな美容師の仕事に興味がある方はお気軽にご相談ください。
あなたに合った最適なサロンを探すお手伝いをさせていただきます。