全国で20万店舗以上ある美容室。
美容師を志す方は、自分に合った美容室に就職したいと思うのは当然ですよね。
「美容やおしゃれが好きだから美容師になりたい!」「自分で美容室を開業したい!」など、目標や環境によっても、自分に合った美容室は様々だと思います。
しかし、どんな方が働くにしても働きやすい環境というものはあります。
今回は、美容室に就職を考えている方におすすめの、働きやすい美容室に共通する3つの特長を紹介します。
働きやすい美容室に共通する3つの特長
1.人間関係がいい
雰囲気のいい美容室は、必ずと言っていいほど人間関係が良好です。
同じサロンのスタッフは、営業時間中は共に働き、営業時間外はレッスンなどを行うため、単純に関わる時間がとても多くなります。
したがって、美容師の方が働く美容室を選ぶときに、人間関係は重要視するポイントです。
人間関係さえ良ければ、大変なサロンワークや夜遅くまで行うレッスンなども、乗り越えることができます。
人間関係がいい美容室は、オーナーや先輩スタイリストにも気軽に意見が言える雰囲気作りができていて、オーナーをスタッフでいじったりするお店などは、総じてみんな楽しそうです。
他にも、定期的にスタッフでご飯に行くなどして、コミュニケーションを取れる場を作っています。
逆に、オーナーのトップダウンが強い美容室などは、人間関係を構築するのが少し難しいでしょう。
2.労働条件や教育システムが明確
労働条件が明確に提示されている美容室には安心感があります。
何を覚えたらどれくらい給料が上がるか等、給与体系が明確なら、技術習得の意欲も上がるでしょう。
また、レッスン内容が明確な美容室も好印象です。
例えば、「週3回、1時間30分のレッスンを行い、2年半でスタイリストデビューを目指します。」のように、レッスン頻度や時間、デビューまでにかかる目安期間などが明確だと、教育カリキュラムに信頼を持てます。
最後に、休日はしっかり休むものです。
「休日出勤が当たり前」という風潮の美容室も少なくありませんが、休日が明確でしっかり休むことができるのは当然のことです。
3.福利厚生がしっかりしている
福利厚生が充実しているサロンは、スタッフを大切にしているサロンと言えます。
社会保険に加入している美容室は安心して働けます。
案外、社会保険に加入していない美容室が多いので、確認が必要です。
また、産休育休制度や有給付与などがある美容室もあります。
産休育休制度があれば、子供が小さい頃でもパート勤務に変更可能で、女性にとってはすごく嬉しい制度ではないでしょうか。
他にも、賞与あったり、会社から慰安旅行をプレゼントするなどして、スタッフに利益を還元する美容室もあります。
やはり、福利厚生が充実していると安心感があり、長く働きたいと思える美容室だと感じます。
まとめ
美容師として目標を達成するために、美容室の働く環境というのは非常に大切です。
働きやすい環境の美容室に就職するためにも、今回紹介した3つの特長に注目してみて下さい。
ホームページなどで調べても分からないことが多いので、気になる美容室には実際にお客として行ってみたり、求人サイトに登録して情報収集することが、いい就職先を見つける近道です。